新富町資料館では、新富町の歴史や自然を知るための中核的な場所として資料の展示を行っています。古墳やアカウミガメなど、新富町にある文化財をサテライトコーナーとし、町全体をフィールドミュージアムとして整備していこうとしております。展示の中心となるのは、県内でもほとんど見ることのできない形象埴輪です。百足塚古墳から発見された多種多様の形象埴輪を存分にお楽しみください。
新富町の地形と旧石器時代
新富町の地形の成り立ちの紹介とともに、九州でも発見例の少ない貝の化石「岩脇の化石層」の一部を展示します。
旧石器時代では、町内で発見される人類の生活痕跡について紹介しています。展示中央には、新富町の歴史と自然を映像・画像により紹介できるデジタルサイネージを設置しています。
新富町の縄文時代から弥生時代
新富町は温暖で海岸に面したその立地から早くから多くの人類の生活跡を見つめることができます。
南九州に特有の花弁状住居や、豊富な鉄器資料の出土した川床遺跡などを紹介します。
古墳時代から古代
県内でも有数の古墳群「新田原古墳群」や巨大な集落「上薗遺跡」の紹介から、古代中世に、今の新富町にいたる歴史を紹介します。
武士による支配から近現代へ
今の新富町にいたる合併の歴史に加え、近現代の農業開発の歴史を紹介します。
新富町イラストマップ
常設展示
主な展示品一覧
- 新田原58号(百足塚古墳)出土人物埴輪
- 新田原58号墳(百足塚)鶏形埴輪
- 新田原58号墳(百足塚)女性埴輪:斜め
- 新田原58号(百足塚)出土盾持ち・盾形埴輪
- 新田原58号(百足塚古墳)出土家形埴輪
- 新田原58号(百足塚古墳)出土柵形埴輪